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男と女のすれ違いはすべての言葉で起こっている [読書]


男と女のすれ違いはすべての言葉で起こっている―なぜ男と女は理解し合えないのか

男と女のすれ違いはすべての言葉で起こっている―なぜ男と女は理解し合えないのか

  • 作者: バーバラ アニス
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本



久々に読書感想です。我が家でも実に覚えがあるため、図書館で手に取りました(笑)。

まとめ
男性と女性では、同じ言葉でも受け取り方や理解の仕方が全く異なる
→本当に相手の話を理解しているか、確認が必要(同じ理解をしているとは限らない)

男性と女性はそれぞれに、違う思い込みをしてしまう。
自分自身の思い込みを疑い、フィルターをはずそう。

問題解決のために
・「間違っているのは相手。自分は正しい」の言い合いは永遠に先に進まない
・「今自分はどんな結果を求めているか。本来の目的は」と問う
・常に自分に問いかけるクセをつける

要は「自分がすべて正しい」と思い込まずに考える。言いあいではなく、目的を解決することを考える。
ま、男女間に問わず当てはまる話ではありますが…
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職業別に給料全比較 [読書]


「週刊ダイヤモンド」


の9月13日号で、「100職種推定年収ランキング」なる記事が掲載されていました。ちょっと前にちょうど給料の本を読んだので、面白そうだし図書館で読んできました。

それによると、
1位 プロ野球選手3553万円
2位 Jリーガー2667万円
3位 国会議員2193万円
だそうです。

しかし上位で驚いたのが、
24位 国家公務員640万円

23位 (公務員の)清掃員686万円
に負けること。前のバス運転手といい、どうなんでしょうね…。

一方、下位では
96位 漁師259万円
99位 農家123万円
100位 林業48万円
だとか…。これで農林水産業をやれ、といわれても無理ですよね。
所得保障制度なんかもやむを得ないんでしょうか。

ちなみに私が知りたいのは、各職業の人の平均小遣い額。
1000円ってのは何位なんでしょう(泣)。
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光文社「HERS」(ハーズ)に注目 [読書]

最近、光文社の女性月刊誌「HERS」の新聞広告をチェックするのにはまっています。光文社といえば、JJとかCLASSY.とか、VERY、STORYなんかの女性月刊誌をラインナップしている、「赤文字系」の会社です。同じ系統の延長線上にある気がします。

参考
読売ADリポート ojo:adv.yomiuri
 来年3月に光文社から創刊される『HERS(ハーズ)』は、団塊世代より若い40代後半~50代前半を読者ターゲットに、内面的な生き方を重視したライフスタイルを提案していくという。最近の女性雑誌を取り巻く環境と創刊の意図について、編集長の新倉博史氏に聞いた。



参考のとおり、HERSの対象世代は40代後半から団塊世代より下だそうです。
それをふまえて以下をお読みください(笑)。

創刊時に初めて新聞広告を見たときのキャッチコピーが、確か
「まあ、いまさらもてたいとかそういう事じゃなくて」

いや、そんな事言われても…、という気がするのは私だけでしょうか。なんとなく違和感を持ったことを覚えてます。

先日見た10月号の見出しは、そこまでアグレッシブじゃなくてガッカリしましたが、秀逸なのが

気付かないふりもそろそろ限界 今なら間に合う「ゆるみ肌」回復レシピ(原文ママ)

…。

ま、そんなこんなで、今後もHERSの広告から目が離せません。
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駆け込み、セーフ? [読書]


駆け込み、セーフ?

駆け込み、セーフ?

  • 作者: 酒井 順子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/02/09
  • メディア: 単行本


相変わらず酒井順子さんのエッセイにはまってます(最近他のジャンルも読みつつありますが)。

前回の「その人、独身?」に続く、週刊現代で連載されていたエッセイをまとめたものです。
毎度の事ながら「分かる分かる」としみじみ感じさせられます。

電車の中で化粧をする女性についての回では

若い時代というのは周囲のことがまったく見えていなかったのだなぁ、ということがよく分かるのでした。電車の中で円陣を組んでおしゃべりをしている女子高生にとっては、周囲の乗客なんていないも同然。今、自分たちがおしゃべりをしている話題こそが世の中において最も大切なことであり、自分たちこそが世界の中心、くらいに思っている。(中略)しかし人は大人になるにつれ、次第に自分たちが世界の中心ではないことに気づいてきます。

自分や子供の学校、勤務先自慢をする愛校病、愛社病には
それら罹患者に共通して見られる症状は、やはりその団体に「所属している」ということ意外に拠り所となるべきものがない、という部分でしょう。個人としての生活に満足していれば、団体に所属して「いる」とかして「いた」ということにそれほどのアイデンティティをたぎらせずおも、生きていくことができるのではないか。

カラオケは同世代に限る、では
「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「つらい」といった感情は、相手が年上だろうと年下だろうと共有することが可能ですが、「なつかしい」という感情だけは、いくら気が合う者同士でも、世代が違ってしまうと共有することができない。

本当に毎度感心させられます。また、犬や猫がお客を癒すという「犬バー」「ニャバクラ」のアイデアも、その後の「猫カフェ」ブームを2006年で先取りしていた慧眼はさすがです。

その一方、前回の「その人、独身?」に比べても枯れっぷり、年齢を重ねたことによる達観ぶりが目立ちます。シモネタは控えめ(中には「戦国武将、誰とならヤレるか」なんて項目もありますが)。タイトルの「駆け込み、セーフ?」も30代最後の日々を綴ったからだとか。

あと、私が今まで読んでいた中では見かけなかったのですが、廃線になる北海道の「ふるさと銀河線」に乗りに行くなど、かなりの鉄子(鉄道おたく)っぷりを披露してます。鉄子で負け犬、それでいいのか?というツッコミはありますが、この際気にしないように。

酒井さんのエッセイがどんな方向へ行くのか、ちょっと気になるところではあります。
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あなたの値段-当世給料事情 [読書]


あなたの値段―当世給料事情

あなたの値段―当世給料事情

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本



官僚からテレビ局社員、公務員、アニメーターまで、さまざまな職業の人の給料を、実例とともに紹介しています。
出版は4年前なので多少は変わっているかもしれませんが、基本的には同じかと思われます。

その中でもやはり際立っているのは、官僚でしょう。省庁トップの事務次官では、退職金が9000万円とか。

また、市バス運転手では京都市が940人の平均が873万円、このうち180人は1000万円超だそうです。
ちなみに大阪市で走っている近鉄バスの契約運転手の平均年収は350万円。

新聞ならではで面白いのが、これに対して読者からの反響がある点。
大阪府の市バス運転手(40歳男性)は

 バブル期、民間が好景気に沸いている時、我々の薄給は無視された。だが、現在は民間が下がっただけなのに、我々が批判される。我々は、社会的な地位が低いし、勤務は不規則で体調管理もきつい。(中略)確かに民間バス会社の給与は不当に低い。でも、低くて良いのだろうか。高級官僚のように、何もしないで給与をもらっているのではない。  みんなが年収300万円で良いのだろうか?年収が自分より高いのを批判するより、高くなるよう努力すべきだと思う。ねたみは、情けない。

ちょっと前に大阪府の橋下知事が職員の給与削減を打ち出して労組と対立した際、現役職員が「年収600万円は少ない」とかブログで発言して、炎上騒ぎとなったことがありましたが、その比じゃないですね。格差社会が広がった今、バス運転手が実名でこの発言をしたら、恐ろしいことになりそうです。当時はおおらかな時代だったのでしょうか。

ちなみに同じ本では、警察官の給与も出てきますが、警視庁では、殺人事件などを担当する捜査1課の刑事は、一ヶ月80時間の残業があり、45才の軽侮なら、残業代込みで1000万円を超えるそうです。ある県では、50歳代前半で捜査1課長になった人の年収は1100万円と紹介されています。

ともに「勤務は不規則で体調管理はきつい」バス運転手と捜査1課の刑事、同じ給料なら、あなたはどちらがやりたいですか?
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その人、独身? [読書]


その人、独身?

その人、独身?

  • 作者: 酒井 順子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/07/01
  • メディア: 単行本



「負け犬の遠吠え」を読んで以降、私がはまっている酒井順子さんのエッセイです。時期的には「負け犬」の後に来るもので、週刊現代に連載していたものをまとめた本です

まず、タイトルからして秀逸。負け犬世代(30歳代独身子無し)が、友人から「やさしくてかっこよくて」などと人の話をされた場合、必ず聞いてしまうのが「その人、独身?」という言葉。これをタイトルにしています。幸いにして私は酒井さんが言うところの「勝ち犬」になれたわけですが(小遣い1000円が勝ち犬かは置いといて)、「あるある」と思わずうなずいてしまいそうです。

内容は相変わらずの負け犬生活から、ちょうど連載当時行われていたアテネ五輪の「選手団のユニホームがいけてない」など、さまざま。酒井さんは学生時代からエッセイを書いていたそうですが、年をとるにつれて軽妙さというか、読ませる表現になっています。

ま、内容についてはおっさん化してて(現代だから当然だけど)、シモネタが入っていたりしますが。
通勤なんかに時間をつぶすにはちょうどよさそうです
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となりのクレーマー [読書]

久々に読書です。「クレーマー」という言葉が話題になった当時から気になってましたが、ちょうど図書館で見かけたので借りてきました。


となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ 244)

となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ 244)

  • 作者: 関根 眞一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 新書



重要ポイント

クレーム対応の技法

1.非があれば、真摯な態度で謝罪する。

2.お客様の申し出は、感情を抑え素直に聞く。

3.正確にメモを取る。

4.説明は、慌てず冷静に考えてする。

5.現場を確認する。

6.対応は迅速にする。

7.一般の苦情客を、クレーマーに仕立てない。

8.苦情対応は平等に。



筆者は百貨店のお客様相談室長として、長年クレーム処理にあたっていたそうです。前半に出てくる実例は、にわかには信じられないようなものばかりですが、接客商売だと珍しくないんですかね…。普通のサラリーマンでよかった[あせあせ(飛び散る汗)]

上記の対処法は当然、クレーム処理に関するものですが、よく考えてみると日常生活でも同じですよね。家族や友達、上司なんかに文句を言われたり、何か苦情があったときも、1、2、4、6を心がけて、真摯に対応すれば、余計な喧嘩や軋轢は避けられるかもしれませんね
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エクサバイト [読書]


エクサバイト

エクサバイト

  • 作者: 服部 真澄
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本


久々に読んだ本の紹介です。ハマって一気読みしました。昔は隆慶一郎の歴史小説のとりこになって、
読み終わったら朝になってることもありましたが、結構久々です。ボリュームがあるので4時間くらいかかりましたが…。

この本は新聞の書評欄を見た直後から読みたかったのですが、当然私の小遣いで買えるはずもなく、図書館で借りるのをひたすら待ってました。

舞台は2020年代、超小型カメラと記録メディアを体に埋め込み、「人生で見聞きしたものをまるごと記録する」時代になったという設定です。その記録を人々の死後に大量に回収し、再構成して動画の世界史事典制作を目論む話が絡んでくるのですが、これはいかにもありそうな話ですね。

全体的にはものすごくデジタルに頼った話なのですが、重要なところでは主人公が経験で培った、本物を見抜くアナログの「目」が生きてきます。詳細は省略しますが、個人情報保護法とか、米の愛国者法なんて現代の話がしっかり絡んでくるところも面白い。

買えとはいいませんが、ぜひ図書館で借りてください(笑)。
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負け犬の遠吠え [読書]

最近やたらと酒井順子さんの本にハマッてます。文章のテンポが小気味よく、表現にもクスリとさせられます。通勤なんかの息抜きにいいですよ。
で、紹介の第一弾は

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

  • 作者: 酒井 順子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/10/14
  • メディア: 文庫


一時流行語にもなった30歳代子なし未婚=「負け犬」。一方的に宣言した上で、負け犬についてとうとうと語っています。私はたまに「夜明けまででも読みたい本」に出会うことがあるのですが、そのクラスの本でした。あまりに真剣に読みすぎて、嫁には怒られましたが[もうやだ~(悲しい顔)]
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図書館 [読書]

最近図書館にはまってます。

通勤の途中に本を読んでるのですが、当然ながら小遣い1000円では雑誌も買えません[もうやだ~(悲しい顔)]
幸い私の住んでる街では図書館が充実しているので、ちょくちょく寄って本を借りてきてるわけです。
本当にほしい本は買いたいので、CDレンタルを削るか…。いやいやしかし

とにかく、今後は読んでる本なんかも紹介できればと思います[本]
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